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2017/05/16

人事労務TOPICS No.062

顧問先等の企業から寄せられた人事労務に関するご相談をご紹介します。

試用期間なら解雇は自由?

【ご相談】 

 先日中途採用した従業員がいます。面接では一生懸命働きます、ということだったので期待して採用したのですが、実際に仕事を任せてみるとミスが多く、お客さんからのクレームも出てしまっていてなかなか働いてもらうにも困る状況です。

 当社では入社から3ヶ月間は試用期間としているので、試用期間で辞めてもらうことにしようと思いますが、問題ありますでしょうか?

回答

 前提として、試用期間中だからといって、自由に解雇ができるわけではありません。

 試用期間については、判例では、解約権が留保された雇用契約が成立しているものと評価されています。したがって、基本的には雇用契約が成立をしていますので、自由に解雇ができるわけではありません。


 問題は、留保されている解約権をどのような場合に行使することができるか、ということです。これについては判例では「採用決定後における調査の結果により、または試用中の勤務状態等により、当初知ることができず、また知ることが期待できないような事実を知るに至った場合において、そのような事実に照らしその者を引き続き当該企業に雇用しておくのが適当でないと判断することが、解約権留保の趣旨、目的に照らして、客観的に相当であると認められる場合」のみ、解約権を行使することができるとされています。

 このことを考えると、試用期間中に能力不足が発覚したケースであった場合、直ちに解雇できるわけではなく、指導などによって改善が認められるか否かは重要な要素になってきます。


 本採用を拒否する方向であれば、十分な指導を行ったにもかかわらず、改善が見られず、今後も改善が見込まれないことが必要と言うべきでしょう。

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